副業はもう当たり前!大企業の半数以上が「容認」する時代のキャリア戦略とは?【みらいワークス調査2026】

大企業の副業・兼業、最新のリアル!

半数以上が副業を「容認」、さらに「原則自由」が増加中

みらいワークスが、従業員規模1,000名以上(製造業)または500名以上(製造業以外)の大企業の人事・労務担当者500名を対象に行った調査によると、正社員の副業・兼業を「容認」している企業は54.6%と過半数を占めています。特に注目したいのは、「原則自由」と回答した企業が2025年の7.4%から9.0%へと拡大している点です。さらに、「現在は禁止だが、新たな制度を整備中」という企業も19.8%あり、副業を認める方向へと柔軟化が進んでいることがうかがえます。

正社員の副業・兼業制度の現状

外部からの副業人材の受け入れも過半数に

自社の従業員が副業をするだけでなく、他社の従業員を副業人材として受け入れている企業も56.8%に上ります。多様な働き方を推進する中で、外部の専門知識やスキルを積極的に活用しようとする企業の姿勢が表れていますね。

他社の従業員を副業・兼業人材として受け入れているか

企業が副業を認める理由:多様な働き方、キャリア形成、そして「本業への還元」

では、企業はなぜ副業を認めるのでしょうか?最も多かったのは「多様な働き方の実現(ダイバーシティ促進)」で35.9%でした。それに続き、「従業員の自律的なキャリア形成(34.8%)」や「モチベーション向上(28.9%)」が挙げられています。さらに、「本業で活用できる知識・スキルの習得(26.4%)」や「本業(新規事業や営業等)への知見・人脈の還流(24.9%)」といった、副業で得た経験を自社に還元してほしいと期待する声も多く聞かれました。これは、あなたの副業が会社にとっても価値あるものになる、ということですね。

副業・兼業を認めている理由

副業は「自分を成長させるチャンス」!企業も活用に本腰

約8割の企業が副業をPRや事業推進に活用

副業を認めている企業の約8割(77.3%)が、自社のPRやブランディング、あるいは特定の業務や部門(新規事業など)での知見活用など、何らかの形で副業に関与させていることが分かりました。もはや副業は、個人の自由な活動としてだけでなく、企業の成長戦略の一部として位置づけられつつあるのです。

自社の従業員の副業への関わり方

新規事業への登用など、「本業還元」の仕組みも

従業員の副業経験を本業に生かす取り組みを行っている企業では、「副業で得たスキル・人脈を新規事業・プロジェクトに登用」が49.0%で最多でした。これは、副業で培ったスキルや人脈が、社内の新しい取り組みに直接活かされる可能性があることを示しています。

  • 新規事業・プロジェクトへの登用(とうよう): 新しく始める事業や特定の課題解決のためのチームに、副業で得た専門知識や人脈を持つ人を配置すること。

その他にも、「1on1・面談で副業経験を本業の課題に結びつける(36.5%)」といった、個別の対話を通じて副業の学びを本業に活かす工夫もされています。

従業員の副業経験を本業に生かすための取り組み

安心のサポート体制も進化中!労働時間・健康管理の現状

副業を始める上で気になるのが、労働時間や健康管理ですよね。この点についても、企業の取り組みは進化しています。

労働時間管理はシステム化が進み、「管理していない」が半減

副業・兼業の労働時間管理について、「システムによる一元管理」が40.3%で最多となりました。2025年と比較して、「管理していない」という回答は14.5%から7.3%へと約半減しており、企業がより厳格かつ効率的な労務管理を進めている様子がうかがえます。

  • 労務管理(ろうむかんり): 従業員の労働時間、給与、福利厚生などを適切に管理し、労働関係の法令を遵守すること。

副業・兼業の労働時間管理方法

ストレスチェックなど、健康管理も手厚く

副業・兼業者に対して特別な健康管理施策を実施している企業は約9割(89.4%)に上ります。最も多いのは「ストレスチェックの追加実施(53.1%)」で、「産業医との定期相談(42.9%)」や「定期面談の実施(39.2%)」も多く行われています。安心して副業に取り組める環境が整いつつあると言えるでしょう。

  • 健康管理(けんこうかんり): 従業員の健康状態を把握し、心身の健康を維持・増進するための取り組み。ストレスチェックや健康診断などが含まれる。

副業・兼業者に対する健康管理施策

AI時代を生き抜くカギは「社外での学び直し」

多くの企業が政策動向を注視

副業・兼業のルール見直しや裁量労働制の拡大など、働き方に関する政策の動きに、人事・労務担当者の76.6%が関心を示しています。変化の激しい時代に、企業も従業員の働き方を柔軟に捉えようとしていることが分かりますね。

働き方に関する政策の動きに対する企業の認知・情報収集状況

AIの進化が、社外経験による学び直しの重要性を高める

AIの進展により定型業務が自動化される中で、「人にしかできない専門性や創造性」の価値が高まると言われています。この点について、8割以上の回答者が「AIが進むほど、社外経験による学び直し・専門性向上の重要性は高まる」と回答しました。社外での経験を通じて新しいスキルを身につけたり、専門性を深めたりすることが、これからのキャリアを築く上で非常に重要になってくるでしょう。

AIと社外経験の重要性

今後の強化策は「社外知見の社内還元」

従業員の自律的な働き方を自社の力に変えていくために、今後強化が必要だと考えるものとして「社外で得た知見・人脈を社内に還元する仕組み」が39.0%で最多でした。これは、副業で得た経験を積極的に会社に共有し、貢献することが期待されている、ということですね。

従業員の自律的な働き方を自社の力に変えるための強化策

あなたのキャリアを拓く!副業・兼業を賢く活用するヒント

今回の調査結果から見えてくるのは、副業・兼業が個人のキャリア形成だけでなく、企業の成長戦略にも深く関わるようになってきているということです。これから転職やキャリアアップを考えるあなたは、この変化を味方につけるチャンスです!

  • 企業の期待を知る: 副業で得たスキルや人脈が、本業にどう活かせるかを意識して活動しましょう。新しいアイデアや知見を社内に還元する姿勢は、きっと評価に繋がります。

  • スキルアップ・学び直し: AI時代に求められる専門性や創造性を高めるために、副業を「学びの場」として活用するのも良いでしょう。社外での経験は、あなたの市場価値を高めてくれます。

  • 安心して働くための情報収集: 労働時間や健康管理に関する企業の取り組みも進んでいます。副業を検討する際は、そうした制度がしっかり整っているかを確認することも大切です。

みらいワークスは、このようなプロフェッショナル人材の活用を支援する事業を展開しています。より詳しい情報や、ご自身のキャリアについて相談したい場合は、以下のURLをご覧ください。

まとめ:未来のキャリアを自分でデザインしよう!

副業・兼業は、もはや一部の人だけのものではありません。大企業が積極的に容認し、本業への還元を期待する時代が来ています。労働政策の見直しやAIの進化という大きな流れの中で、従業員一人ひとりが自律的に社外活動を行い、そこで得た学びや経験をどう自身のキャリアや会社の成長に繋げていくかが、今後の人事施策、そしてあなたのキャリアにおける重要な焦点となりそうです。ぜひ、この機会に副業・兼業を前向きに検討し、自分らしい未来のキャリアをデザインしてみてくださいね!

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